くらし情報『『呪怨』がNetflixで新生。描かれるのは“生々しい恐怖”』

2020年7月2日 12:00

『呪怨』がNetflixで新生。描かれるのは“生々しい恐怖”

劇中に年号が出るような話ではあるので、それが嘘くさかったらシャレにならないので本当にあったように描く、それもフェイクドキュメンタリーではなくてフィクションの手法で描く。そのことで“生々しい恐怖”が映ればいいな、と。

――しかし、“生々しい恐怖”はこれまでの『呪怨』が描いてきた恐怖とは少し毛色の違うものですよね?

三宅監督自分としては受け取った脚本にバランスだったり、新しい側面だったり、これまでを引き継いでいるもののすべてが書かれていると思ったので、脚本を真剣に読み解いて撮影することの一点でしたね。

――本作は1988年から始まって、長い時間が経過します。

三宅監督今回は約10年ほどの時間を扱うことになったんですけど、そういうものは前からやってみたかったんですよ。僕がパッと思ったのは(デイヴィッド・)フィンチャーの『ゾディアック』で、あれは20年ぐらいの時間を扱ってますけど、一番最初の被害者カップルの生き残った男性が最初はティーンエイジャーだったのに最後の方にもう1回出てくるじゃないですか。あの瞬間に「ああ、めちゃくちゃ時間が経ったんだな」って。映画を観ている間に20年の時間がちゃんと流れたんだってことが俳優の姿だけでわかる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.