くらし情報『「妻夫木聡しか考えられない」ヴェネチア映画祭で世界が注目。映画『ある男』監督コメント&メイキングカット』

2022年9月7日 17:00

「妻夫木聡しか考えられない」ヴェネチア映画祭で世界が注目。映画『ある男』監督コメント&メイキングカット

原作『ある男』は、第70回読売文学賞を受賞、累計28万部を超えるベストセラー小説。人間存在の根源に触れる物語が感動を呼び、平野啓一郎の新たな代表作との呼び声高い作品だ。

映画化に際しメガホンを取ったのは、『愚行録』が第73回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜂蜜と遠雷』では毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞し、国内外で高い評価を得ている石川慶監督。

脚本は、『マイ・バック・ページ』など数々の話題作を手がけ、石川監督とは『愚行録』以来2回目のタッグとなる向井康介が務め、複雑な構成の原作小説を緻密に練り上げた。

撮影は、是枝裕和監督の『万引き家族』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した近藤龍人。近藤の提案により、ヨーロピアンビスタと呼ばれる通常のビスタより横幅が狭い画角が採用され、本作で登場人物が抱く閉塞感が巧みに表現されている。そんな豪華スタッフ・キャスト陣が真摯に作り上げた本作から、撮影の様子を捉えたメイキングカットが届いた。自身のアイデンティティへの問いを投げかける難しい役どころに挑戦した妻夫木の、真剣な表情が垣間見える。

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