2022年5月3日 12:00
トップスター・月城かなと率いる月組がおくる“ドラマティック・ショースペース”開幕へ
ショーの最後には、クラシカルでスペクタクルなフィナーレがつく。
なお、5月21日(土)16時公演は、全国各地の映画館でライブ中継が、タカラヅカ・オン・デマンドではライブ配信が予定されている。
一方、この公演に先がけて5月3日(火・祝)からは、月組の暁千星主演による『ブエノスアイレスの風-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-』(作・演出:正塚晴彦)が、日本青年館ホールで幕を開ける。
『ブエノスアイレスの風』 -光と影の狭間を吹き抜けてゆく…- ポスター
1998年に紫吹淳主演で初演され、2008年には柚希礼音が主演して再演された作品で、情熱的なタンゴのシーンが評判になった。今回の公演でも、ダンスの名手暁がファンを魅了することだろう。
舞台は1900年代半ばのブエノスアイレス。元反政府ゲリラのリーダーで、特赦により釈放されたニコラス(暁)は、タンゴ酒場の花形ダンサー、イサベラ(天紫珠李)のパートナーとして雇われるが、そこへかつての仲間リカルド(風間柚乃)が姿を現わす。出演はほかに、反政府ゲリラを追う刑事ビセンテに礼華はる、タンゴ酒場の歌手の息子マルセーロに、雪組から組替えした彩海せらら。