くらし情報『壊れかけのロボットと無気力な青年との心の交流描く 劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』再び東京に』

2021年12月22日 20:00

壊れかけのロボットと無気力な青年との心の交流描く 劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』再び東京に

――タングが見事ですね。あのデザインや動作はどのように生まれたのですか。

壊れかけのロボットと無気力な青年との心の交流描く 劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』再び東京に


小山タングのパペットデザインとディレクションをしてくれたトビー・オリエさんと、かなり打ち合わせを重ねました。最初はどこを動かすか、もちろん口を動かしたり、どこかを光らせたりすることも出来たのですが、トビーさんの計算で、目の角度が変わることと瞼の開閉を主にするというチョイスになりました。あとはパペティアの力ですね。本当に細やかにやってくれています。目の角度がどのくらいになっているかは操っている俳優からは見えない。手の感覚でしかありません。
非常に難しい技術だと思います。ずっとずっと稽古をしていました。

吉田初演の稽古初日は、(タングが)ただジタバタしているだけでした(笑)。その状況が脳裏にあります。

小山初日は、歩かせることすらできませんでしたからね。パペティアは胴体・足を動かしている担当と、頭(顔)の担当とふたりいます。支えになっている胴体・脚の役割が大きくて。喋らないので(タングの声は、頭担当の俳優がほぼ担当)、ちょっと目立たないのですが。
そしてふたりの息が合わないといけないので、パペティアふたりは常に議論したりケンカをしたりしながら、切磋琢磨していました。

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