『アナと雪の女王2』監督&プロデューサーが語る制作の狙い 「完璧ではないからエルサとアナに憧れる」
と回答。
少し時間が経過した続編で物語を完結させた理由について、リーは「“なぜエルサに力が与えられたのか?”の答えは、過去の出来事だけでなく、エルサが将来果たすべき役割にも関連しているので、まず原因となる過去の出来事を説明し、それを将来の彼女の決断につなげていく必要がありました。そしてこの流れに沿って、各キャラクターの物語は進んで行きます」と説明した。
続けてリーは、本作で新たに登場したキャラクターたちについて、「水と氷を操るエルサの宮殿は自然界だと我々は考えていましたが、今回、風、火、地という、残りの自然の元素をさらに深く堀りさげる過程で、北欧ではサラマンダーが火、そして火の精霊だという興味深い事実を知りました。森の木を切って燃やすと、森に住んでいるサラマンダーが炎になって姿を表し、まるで火の精霊にみえたからです。小さく愛らしいサラマンダーが、途方もない力を持っていることに深く感動し、物語に取り入れることを決めました。自然の四元素の精霊の性格を決めていくのは楽しい作業でしたが、サラマンダーはとくに楽しかったです」と述べた。そしてデル・ヴェッコは「我々が常に互いに問いかけているポイントです。