くらし情報『BUCK-TICK、日本武道館から再び歩みはじめた希望のパレード「行こう!未来へと」』

2020年12月31日 21:00

BUCK-TICK、日本武道館から再び歩みはじめた希望のパレード「行こう!未来へと」

櫻井は曲が終わるたびに「ありがとう」を口にした。

BUCK-TICK、日本武道館から再び歩みはじめた希望のパレード「行こう!未来へと」

ヤガミ・トール(写真:田中聖太郎)

誰かを守りたい気持ちを共有する、優しさに満ちた空間

15分の換気時間を経て、タイトルでいう「THE DAY IN QUESTION」パートがここから始まる。待ちきれず換気時間が終わる5分前から始まった手拍子に迎えられ、メンバーがステージに登場。この時、ヤガミのジャケットの背中の文字が“FU○K OFF!! COVID-19”だったと知る。「FUTURE SONG-未来が通る-」「Luna Park」の未来を照らす2曲も、星空を背景に歌ったミッドナンバー「世界は闇で満ちている」も、不安定な情勢に少し疲弊してしまった心にパワーと癒しをくれた。「ROMANCE」では、燭台の上のろうそくに火を点す冒頭から、ステッキで胸を貫くエンディングまで、櫻井のドラマティックなパフォーマンスに酔いしれた。そして次の「LOVE ME」を前に彼はこう告げた。「次の曲は自分を大切にすると、大事な人も大切にできるというお話です。
医療関係の方に捧げたいと思います」。最大級の敬意を歌と演奏に込めるメンバーと、客電のついた明るい会場で来られなかった人の分まで精一杯左右に手を振る観客の姿を目に焼き付ける。

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