2021年7月8日 07:00
中村倫也&山田裕貴が振り返る友達の思い出「上脱いで尾崎を歌ったこともありました」
撮影/友野雄
2020年3月。一匹のワニの人生が、日本中を感動で包み込んだ。あれから1年あまり。ついにあの物語がスクリーンで甦る。声の出演を果たした中村倫也は「オファーをいただいたときは、流行ったから映画化かな?と思ったんですよ」とさらりと本音を口にする。隣で聞いていた山田裕貴も「俺もまったく同じこと思った」と頷く。
だけど、決して流行りに乗っただけの作品ではない。そう感じ取ったから、ふたりはこの有名すぎる物語の登場人物として生きることを決めた。
7月9日(金)公開の『100日間生きたワニ』。これは、今生きていることを慈しむ気持ちになれる、この時代にふさわしい映画だ。
『俺のイタリアン』に日常のいとおしさを感じました
――映画を観ながら、ささやかな日常の美しさを感じました。おふたりが日常のいとおしさを感じる瞬間はどんなときですか。
山田風が吹いてるとか。
中村お。
山田鳥が鳴いてるとか。
中村(他には?という目で促している)
山田お風呂に入った瞬間とか。
中村(それから?という目で促している)
山田今日10時入りだから、もうちょっと寝れるなってときとか。
中村(まだあるでしょ?という目で促している)