和室マナーの基本! 美しい所作で“粋”なおもてなし
和室には上座と下座がある
和室での席は一般的に上座と下座があります。目上の方やお客様がいらしたときは、上座に案内して敬意やおもてなしの気持ちを表します。お客様を案内し終えたら、自身も下座に座ります。
上座の位置を把握しよう
出入り口から一番遠い床の間の前の席が上座となり、出入り口に一番近い席が下座となります。床の間と出入り口が近い場合には、一番奥の席が上座となります。
和室に入る際の襖の開け方
襖の開け方にもルールがあります。開ける前に襖に向かってつま先を立てて座りましょう。背筋はしっかりと伸ばしておいてください。
複数回に分け襖を開ける
次に、取っ手に近い方の手を使って襖を少し開けましょう。その手を襖下から20㎝くらいのところに下げてから、体の中心まですっと開けてください。
襖を開け正座に直し一礼する
襖を開けた手を左右入れ変えて、体が入る広さまで開けましょう。つま先を立てていた足を正座に直してから、部屋に入る前に軽く礼をしてください。
和室に入ってから襖を閉める所作
部屋に入ったら、襖を閉める所作です。開けるときと同じ動作を繰り返します。まず、襖に向かってつま先を立てて座りましょう。