日本建築を体感できる展覧会となっています。
原寸で再現! 千利休の茶室・国宝「待庵」
千利休の作とされ現存する茶室建築としては日本最古。国宝「待庵」を原寸で再現しました。日本文化である“わび”の思想を空間化したもので、日本文化を語る上で欠かせない建築物です。二畳の茶席・にじり口を体感できます。
丹下健三「自邸」
広島平和記念公園・東京オリンピック・大阪万博など戦後の国家的プロジェクトに携わった建築家・丹下健三氏。「美しいもののみ機能的である」と唱えた巨匠の“自邸(現存せず)”を巨大模型で間近で鑑賞することができます。
ライゾマティクス・アーキテクチャー×最新技術
日本の建築物を最新技術“レーザーファイバー”で原寸再現し、そのダイナミズムを3Dで体感する体験型インスタレーションです。ぜひその世界を体験して。
モダニズムの名作家具で構成「ブックラウンジ」
戦後のモダニズム建築で有名な「剣持勇」氏、「長大作」氏などのデザイナーの名作家具は、美術館に収蔵されている作品が多く、展示されても触れることはできません。「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」では、オリジナル家具に実際に触れ、座ることができる「ブックラウンジ」