商店街すぐそばの「戸越銀座温泉」は天然黒湯温泉で懐かしくも新しい銭湯
下町情緒あるれる「戸越銀座温泉」
都内一の長さを誇る、賑やかな戸越銀座商店街を一本入ったところに、「戸越銀座温泉」が見えます。下町情緒あふれる戸越の地で「中の湯」として創業を始め、2007年に"過去と未来の架け橋になるような銭湯にしたい”という店主の思いでリニューアル。名物「黒湯天然温泉」のある銭湯として生まれ変わりました。
「月の湯」と「陽の湯」
古き良き時代を大切にして造られた「月の湯」と、新しい日常を育む「陽の湯」。それぞれ、伝統と革新をテーマにした背景絵は、昔ながらのペンキ絵師である中島盛夫さんと、現代美術師のグラビティフリーの融合によって描かれた富士がシンボルになっています。内風呂に浸かりながら、ぼーっと眺めていると、"懐かしくも新しい"空間への移り変わりがストーリーのように見えてきます。
天然黒湯温泉と内装へのこだわりがスゴイ!
建て替えの際、店主がショールームに何度も足を運んで考えられた、こだわりの内装には、ゆっくりと温泉に浸かれる工夫がたくさん。ゆっくり観れるようにと設置した露天風呂のテレビは、著名人にもファンがいるとか。他にも、月の湯と陽の湯をイメージした壁のタイルは、沈む夕日に見えたり、昇る朝日に見えるたり、見る人によって変わる物語が楽しい。