35年目のオーディオオタクが開発した「ベレースピーカー」
チェ代表は、「人が生まれて死ぬまでの感情起伏を線で繋げれば、このような波模様になるだろう」と話した。このような理由で感性的な物であるオーディオを前面に出し、「ベレー」という名前でライフスタイルスピーカー専門会社を設立した。
クラウドファンディングから始まった「ベレー」のスピーカーベレーは2017年夏、米国を代表するクラウドファンディングサイトのキックスターターに第1世代スピーカー製品を公開した。
会社設立より製品公開が先だったわけだ。
チェ代表は会社在職中、「自分の製品を作りたい」と考えた。結局作りたかったスピーカー製品を公開したが、6万ダラー規模のファンディングに成功したほど反応がとても良かった。その後クラウドファンディングサイトで紹介していた製品を消費者に配送するために会社を設立し、私たちが知っている「ベレー」が作られた。ベレーはこの経験を基盤にクラウドファンディングをマーケティングの一環として活用している。
人より一足早いアーリーアダプターの消費者や業界関係者に、ベレーの製品を直接紹介できることがメリットであり、現在、日本語や英語、中国語が堪能な職員らが、各国のクラウドファンディングサイトで製品を販売している。