くらし情報『災害時でも太陽光発電は利用できるの?自立運転システムの仕組み』

2017年11月21日 08:03

災害時でも太陽光発電は利用できるの?自立運転システムの仕組み

小さいお子さんがいる場合は、哺乳瓶などの消毒もできます。

さらに、場合によっては、洗濯機や井戸水用のポンプも動かせるかもしれません。電力があれば、自分や自分の家族だけに限らず、地域全体の助け合いや災害対応能力の向上にも貢献できるのです。

ただし、被災時でも太陽光発電が利用できるのは、自立運転の機能が備わっている場合のみ。これから太陽光発電システムを導入しようとお考えの方は、必ず自立運転システムの有無についても確認してください。

自立運転システムの利用法

災害時でも太陽光発電は利用できるの?自立運転システムの仕組み


通常時、電力の発電量に応じて足りない電力を補ってもらったり、余分な電力を買い取ってもらったりするため、各家庭の太陽光発電システムは電力会社とつながっています。このつながりを切り離し、各家庭で太陽光発電システムを独立させて使用する設定のことを、「自立運転」といいます。

自立運転の設定に切り替える際はまず、安全のため、主電源と太陽光発電用のブレーカーをオフにします。
これは、電気系統の事故や、そこから派生する大火災などの思わぬ事態が起こることを防ぐためです。

その後、付属の取扱説明書に従って自立運転モードに切り替え、接続したい電気機器を自立運転用のコンセントにつなぎます。

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