古民家リノベーションとは?かかる費用や魅力を徹底まとめ!
しかし、現代風の住宅でこれを再現しようと思うと、この梁材を見つけるのが一苦労ですし、もし見つかってもその値段はかなりの高額になるでしょう。
古民家風の宿や和食レストランへ足を運んだことはありますか?
宿名は忘れましたが、青森県の古民家に宿泊したことがあります。この宿は外観もさることながら食事をする場所が、何とも言えない雰囲気をかもしだておしゃれでした。
全体的な雰囲気として「おしゃれだな〜」思ったのですが、特に気になったのが古い木材です。ここでいう木材とは柱や梁のこと。とくに梁は見事なもので、思わず下からまじまじと見上げてしまうほどでした。
この梁は長い年月を経て黒光りしていました。床に炉が4か所切ってあったのですが、ここから上へ立ち上る煙に燻されたのです。
そしてもう一つのおしゃれデザインポイントが梁の反り。横に渡された梁がひらがなの「へ」の字型をしているのです。厚みがあり、への字型にカーブし、そして煙に燻され黒くなっている長い一本の木が頭の上を横に渡されているのですが、不思議なことにいくら眺めていても飽きませんでした。
デザイン性がいくら高くておしゃれであっても、冬は寒くていられなく、動線も最悪でなおかつ段差だらけではいただけませんね。