海洋プラ材料のインテリア雑貨「buøy (ブイ)」。7月14日ブランド名を一新し、ECサイトオープン
ただ漂着した海洋プラスチックゴミは劣化しており、材料ごとに分別してリサイクル材として活用することは容易ではありません。
また日々大量に流れ着く海洋ゴミで、安易な製品をつくってはさらなる悪循環を生み出します。そこで、これらゴミの背景を活かした『人々に海の現状を知らせるアイテム』をつくれないかと思ったことが本ブランド立ち上げへのきっかけです。
buøy(ブイ)の製品は市販のプラスチック既製品に比べ個体差があります。これはプラスチックの大量生産特性を重視するのではなく、長く大切にされる製品にしたいとの思いから一点一点違う模様が現れる製造方法をとっているからです。従来のプラスチックの品質基準にはあてはめず、どうやったら人々の心を動かすプロダクトになるかを基準に作り上げてきました。
ユーザーが悩みながら選んで購入し、長年大切にする工芸品のような存在になって、いずれ海洋プラがなくなりプロダクトが作れなくなることこそが目標です。
拾った海洋ゴミを粉砕し新しい製品に生まれ変わらせる
ゴミの採取地や時期で色や模様が変わる。いずれは日本各地のビーチクリーンを盛り上げたい
海岸の立地や地形、潮の流れといった要因で海岸に漂着するごみは変わってきます。