【2021年版】プロパンガス料金相場まとめー高いガス料金を地域・世帯人数でまとめて比較
かつてのプロパンガス業界においては消費者に料金プランを提示することが一般的でなかったため、告知なしに値上げをしたり、同じ地域のガス会社同士で示し合わせて一律に高い料金設定を行ったり、ということが常態化していました。
この状態を問題視した経済産業省から、2017年に「LPガス販売指針」というプロパンガス販売におけるガイドラインが発表され、検針票へ料金を載せることが推奨されるようになりましたが、これも努力目標に過ぎません。
多くのガス会社は今でも料金を公開しておらず、また、公開していたとしても基本料金のみで、従量単価は消費者に知らされないことがほとんどです。
そのため、消費者はガス料金が以前より高いと感じても、ガスの使いすぎのせいなのかガス料金の値上げのせいなのか判断が難しいのです。
プロパンガス料金の平均から、自宅のガス料金が高いのかを判断できる「プロパンガス料金が高いからガスの使用量を節約しよう」と考えられる方は多いですが、その前に一度プロパンガス料金の平均を確認してみましょう。
もしかすると、ご自宅のプロパンガス料金が高いのは使用量のせいではなく、料金プランのせいかもしれません。