これであなたも貯め体質! 人気FPが教える超簡単「一行家計簿」
洋服を衝動買いするクセのある方は服飾関係の出費だけ、食費が多いと思ったらコンビニやスーパーで使った金額だけをチェックする。そして数カ月分を比較する。これだけでいいんです」
●家計簿は本来、無駄な出費を把握するためのもの
「そもそも家計簿をつけるのはなんのためかというと、貯蓄をしたいとか、生活を楽にしたい、といった自分の生活を向上させるためですよね。ですから極端な話、数字をざっくり把握して、無駄なところと必要なところを見極められればそれで十分なんです。
そうして削れるところを見つけて貯蓄に回せれば目的達成、ですよね。カフェ代をコントロールできるようになったら、次は被服費を記録するという形で、数カ月おきにチェックする費目を変えるのもいいですね」
――パーフェクトな家計簿を目指す必要はないんですね。
「そうです。ほかにも簡単なやり方はあります。
たとえば、透明なトレーを複数用意して、お店のジャンルごとにレシートを分類して入れていく。その量をざっと見るだけで月ごとの増減がざっくり把握できます。特に食費関係、スーパーやコンビニでの支払いの増減を見るのに有効ですね」
●数字を見なくても支出の増減は把握できる
「また、月末に通帳を眺めるだけでも効果はあります。