【実録|弁護士は見た!】働いている風俗店から「日本にいられなくなるよ」と恐喝された
当方からの言い分は、根拠がなければ払えないというものであり一貫してその旨を伝え続けたところ、こちらはこちらで勝手に回収する旨の捨て台詞を吐いて、その後は連絡をしてこなくなりました。
債務の不存在を確認するところまでには至りませんでしたが、強引な請求をブロックし、一応の終件となりました。
風俗店における罰金や損害賠償請求は、様々な理屈を積み重ねて高額になるケースがございます。
今は相手方として反社会的勢力に属するような方が出てくることはほとんどなくなりましたが、それでもこちらの思い込みや知人に反社会的勢力がいることを匂わせる言動などを巧みに駆使して不安を煽り、根拠のないお金や不当に高額なお金を這わせるというケースがございます。
法的にこちらか反論できる場合でも、ご自身でそれを明確に告げたうえで交渉するには勇気がいるかもしれません。
もしご自身での対応に限界を感じられたら、早い段階で弁護士にご相談ください。
*執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。
不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)