朝焼けは日の出30分前くらいがベストタイミング。夕暮れの空は刻一刻と変化しますので、1時間前くらいには撮る場所を決めておくと慌てないで済みます。
三脚が使えるなら、絞り優先(Aモード)で絞りをF8~にするとピントがしっかり合いシャープな印象に。雲のまわりの光が明るく飛ばないように少し暗めに撮影するのがコツです。手持ちで撮影する場合はISO感度を上げて手ブレを防ぎましょう。町並みも一緒に入れ込むと、暖かく懐かしい雰囲気に。この場合、建物が真っ暗にならないように、日が落ち始めるころの時間を狙うのがおすすめ。空の色の美しさと町並みのディティール、その両方が見えるとステキです。
目の前の空はドラマチックなのに、シャッターを押して出来た画像を見ると…「思ったより地味?」。実はオートホワイトバランスだと、カメラが色を自動的に補正して赤味が軽減されてしまうのです。
そんなときはホワイトバランスを調節して色の迫力を取り戻しましょう。ホワイトバランスを「曇り」や「日陰」モードに。赤やオレンジが強調され、見た目に近い空が再現されます。
日が暮れて月が出てきた空も味わい深いものがあります。