このとき注意したいのは、空の色味がまだ残っている時間帯を狙うこと。空が暗すぎると、月と空の明暗差が大きすぎて綺麗に撮れないことも。
印象的な空、雲を見つけてみよう!
空を見ると季節がわかります。夏は入道雲や積乱雲。秋はいわし雲やうろこ雲、さば雲など。写真の季語になるような雲を入れると、手持ちのアルバムにも広がりが出ます。
雲だけでなく建物なども画面に入れこむと、雲の迫力が強調され面白い写真になります。
広がりのある空の写真はステキですが、たまには切りとられた空を撮るのも面白い。室内にいてもふとした隙間に空を感じることができます。
切りとられることによって明暗や色のコントラストができ、印象的な写真に。
空も雲も出会い。一期一会の喜びがあります。ひとりはぐれてしまったような雲、そんな空風景も見る人の心を和ませます。
大きくてきれい過ぎる空はとらえどころがなく、つい漠然とシャッターを押してしまいがち。散漫な写真になりやすいので、沢山ある雲のなかから「あの雲を主役にするぞ」とお気に入りの雲を見つけて撮ると、画面が引き締まりますよ。今日しか会えない空を見つけに、週末は空を撮りに出かけてみませんか?
写真の撮りかた講座バックナンバー
第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1
第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける
第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法
第4回:「今日はこの1台!」