母と息子でも10歳頃までで半数以上が親子入浴をしなくなるそう。
お風呂での親子の思い出を作れるのは子どもが小さいうちだけ……そう思うと、浴育に対する意欲が湧いてきませんか?
つい感情的になってしまいそうな事柄も、お風呂だと落ち着いて話すことができるかもしれません。また、学校であった悲しいことを、お風呂でなら話せたという経験をしたことがある親もいるでしょう。
お風呂は、コミュニケーションの場としてはもちろん、ときにはひらがなシートで文字を読んだり、九九を暗唱するといった学びの場にもなります。親子で過ごしたお風呂の記憶は、浴育ができなくなったあとも、子どもの中にしっかりと残るのではないでしょうか。
親が多忙であればあるほど、親子のコミュニケーションは減ってしまいがち。会話をしているつもりでも、実際には親が一方的に子どもに注意や指示をしてばかりということもあります。
そうしたときに浴育はおすすめ。
普段と違う「お風呂」という空間になれば、子どもとゆっくり話ができそうです。せっかくですから、お風呂では子どもの話に耳を傾けるように意識してくださいね。
子どもの頃に親と入浴した思い出。あたたかな記憶と経験を、今度は子どもにも手渡してあげませんか?
参考:
東京ガス「浴育のすすめ」