2024年1月18日 17:00
【草野仁氏推薦!】秋津壽男 著『100歳でも元気なのはどっち? 長生きする人・しない人の習慣』2024年1月23日刊行
交感神経が優位な状況は、血圧が上昇し、夜間の脱水も加わって血液が凝固しやすい状態です。
このときにランニングをすると、脈拍が増えることで血圧がさらに上昇し、心筋梗塞のリスクが非常に高くなるのです。
一方、ウォーキングは、体に大きな負荷をかけずに行うことができる運動です。
ウォーキングで取り入れられた酸素は、体内に蓄積している脂肪やグリコーゲンを燃焼させてくれます。
また、適度に筋肉がつき、基礎代謝量が増えることで脂肪燃焼が促進されます。
食後に運動するよりも、痩せやすいのは空腹感のある食前です。
食事をしてから時間が経つと、血液中の糖分の量(血糖値)が下がり、それを脳が感知することで空腹感が生まれます。
このとき、体は、予備のエネルギーとして蓄えている体脂肪を利用して足りない分を補おうとするため、体脂肪が燃焼するわけです。
長生きする習慣はどっち?
定年後に “家でのんびり映画鑑賞をする”or“アイドルの「推し活」をする”
「趣味はなんですか?」と聞かれて、「家でゴロゴロして映画鑑賞したり、買い物したりすること」と答える人は注意が必要です。
こうした漠然とした余暇の過ごし方では、認知症予防の効果は期待できません。