それからは、何度も会議と試作を重ねて、足裏全体にクッション編みを入れて衝撃を編立のみで吸収できないかと進めました。足裏全体にクッション編みを入れたものは市場には少なかったかったのですが、実際試着を重ねるとかかとが無い分収まりが悪く、ずれてしまい再度議論が戻ってしまいました。
そして技術者のリーダーが一言、スモールヒール(従来のかかと形成編みより編み数を減らして小さなかかとを作ること)を入れればクッション編みの部分を大きく減らさずに使用感とフィット性も保てるのではないか?との提案で、大きく前進し製品化に結び付きました。
「足首クッションテーピングサポーターの3つの特徴」
1. クッション編みで、かかとの衝撃を吸収
スポーツソックスによく採用される生地を浮き上がらせる編み技法を足裏に配置し、且つ少しでも範囲を大きくするためにスモールヒール仕様にしたことで、着用感・フィット感を良くしながら機能を維持することができました。2. テーピングサポートで足首部分をしっかりサポート
足首部分に伸びにくくなる編み方を入れることで伸度がなくなり、固定力を高め、足元のぐらつきを軽減することができます。
3. 指の根本の着圧を高めアーチを形成
足指の根本をクッション性がある編み方で覆う事で、足裏のアーチが形成され足の踏ん張り力をアップさせることができます。