コンペティション受賞14作品を発表。日本グランプリに、VRアニメーション作品が初受賞!新しいメディアによる、新しい物語の描き方に評価
と評しました。
受賞について、ケペンズ氏はビデオメッセージで、自身の作品づくりに日本映画からの影響を大きく受けていることに触れ「新千歳空港国際アニメーション映画祭は本当に素晴らしい映画祭と聞いているので、次はぜひ直接伺いたい」とコメントしました。
日本グランプリ
『Replacements』
ジョナサン ハガード(Jonathan Hagard)氏
日本グランプリには、日本在住のジョナサン ハガード(Jonathan Hagard)氏の『Replacements』が受賞。この作品は360度映像で構成させるVR作品であり、本映画祭でVR作品がグランプリを受賞するのは初となります。これまで作品応募にGIF・VR作品の枠を設けてきた本映画祭ならではの授賞となり、新しいメディアによる新しい物語の語り方として評価されました。ジョナサン氏は制作背景について「祖母が住んでいたジャカルタの記憶をもとに、一時代を作品で残したかった。最初はVRで作るつもりはなかったが、一つの家族だけでなく風景や社会の移り変わりを描くにあたって、その全てが大切であり、作品に中心となるものを必要としない全天球のVRを使った。