くらし情報『日本画絵師 俵屋宗達の生涯をバレエと和楽器で綴る 大和シティー・バレエ世界初演 『宗達』上演決定 カンフェティでチケット発売』

2023年10月18日 12:00

日本画絵師 俵屋宗達の生涯をバレエと和楽器で綴る 大和シティー・バレエ世界初演 『宗達』上演決定 カンフェティでチケット発売

「どうでっしゃろ。この仕事、来年いっぱい頂けまへんやろか」
その言葉の裏には、誰も辿り着くことのできない深い意味があった。桜の花びら舞い散る春、妻みつと阿国は初めて出会う。二人は覚定の案内で、宗達があの時に依頼された屏風絵をみて、感慨にふける。すでに宗達はこの世に別れを告げているのだ。みつは、宗達の死後に仕事場に唯一残された、もうひとつの屏風絵も見て欲しいと、阿国に話す。覚定も阿国に告げる。「見てもろたら分かりますが、まあ、えらいもんどすわ」宗達が残した最後の絵。
それは印もなく、自分の存在を残すためだけに描かれたような、圧倒的な…。振付は、2023年大和シティー・ダンス(YCD)ディレクター/常任振付家に就任した竹内春美氏。
同年夏にYCBで開催された『Geselle』第一幕を、ドラマチックなコンテンポラリーにかきかえ、評論家や観客から大好評を博しました。

◆竹内春美コメント
「普段、振付をする時は音ありきで作るのですが、今回はオリジナル曲で和楽器の生演奏もあるので、まだ音がない段階で振付をするシーンもありとてもチャレンジングで新鮮です。
今回のメインキャストのダンサー(で役者!)の皆さんはとてもクリエイティブ。

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