くらし情報『磯田道史の最新刊『家康の誤算』発売前重版が決定 大河ドラマの「その後」を歴史の知の巨人が徹底検証』

2023年10月25日 10:00

磯田道史の最新刊『家康の誤算』発売前重版が決定 大河ドラマの「その後」を歴史の知の巨人が徹底検証

について、最新の学術研究をふまえて作成された事故調査報告書なのです。

徳川政権を変質させた人物や政策を詳細に解説

「どんな政権も必ず衰える」と断言する著者は、現代人も「衰え」に備えなくてはならないし、そのためには成功よりも失敗のほうが為になると、本書「まえがき」で述べています。自分たちの劣化を防ぐ力は、歴史の実例を学ぶことで養われるからです。①家康がつくった平和の仕掛け、②「神君の仕組み」を骨抜きにした人物や政策、③明治以降の近現代に残る「徳川の影響」。本書は、この3つのポイントで解説します。

【こんなはずじゃなかった!本書で取り上げる主要な「誤算」】
・家康がよかれと思って作った制度が、時代の変化で、かえって幕府を苦しめることになった
・阿部正弘や勝海舟たちが解禁してしまった海軍の再登場は、のちに倒幕派の人材も輩出した
・大名と京都を切り離すという家康や家光の仕掛けは、江戸から京都に権力が移った幕末に壊滅
・天照大神や天皇、富士山など、家康以来の「将軍を飛び越えた存在」を民衆が意識し始めた
・庶民の伊勢信仰を規制しなかったことが、徳川政権の維持にはマイナスとなった

現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」

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