ローレンス・オリヴィエ賞受賞作 11年ぶりの日本上演 PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』 カンフェティでチケット発売
それぞれの時代には、同じ名前を持つけれども別人であり、別人ではあるけれど時代を超えて精神が共鳴し合う三人のキャラクター──ふたりのゲイの男性オリヴァーとフィリップ、彼らと深い関わりをもつ女性シルヴィア──が登場し、物語が進むにつれ二つの時代が溶け合っていきます。人間の「尊厳」について力強く訴えかけてくる作品であると同時に、とても魅力的なラブストーリーでもあります。最初にこの戯曲を読んだときに感じた興奮をいまだにはっきりと覚えています。
今回の公演に集まってくれたメンバーたちと共にこの戯曲を深掘りし、登場人物たちの生き様に思いを馳せ、ひいては2022年に生きる我々の現在を見つめ直す作品にできればと思っています。
PLAY/GROUND Creation代表
『The Pride』演出:井上裕朗
『The Pride』 作家プロフィール
Alexi Kaye Campbell(アレクシ・ケイ・キャンベル)
イギリスの劇作家。ギリシャ生まれ。俳優として長年活動したのち、劇作家に転身。
第1作目の戯曲『The Pride』が2008年、ロンドンのロイヤル・コート・シアターで上演され、ローレンス・オリヴィエ賞 (Outstanding Achievement in an affiliate theatre)