【ダイキン】2021年度 省エネ大賞で『machiマルチ』が「経済産業大臣賞」を受賞
そこでCO2センサーを新たに導入して人の混み具合を検知し、全熱交換器との連動制御を行いました。来客者数に応じて換気量が最適化されたことで大幅な省エネを実現できました。
(2)高機能コントローラ導入による空調機の運用改善・デマンド制御
ショールームでは多くの方の来場を想定し快適性を優先した空調運転を行っていたため、設定温度を過剰にしていたり、人の不在時にも長時間の運転を行っていた可能性がありました。しかし専任の管理者もおらず、実態に合わせた空調機の手動管理は困難な状況でした。そこで高機能コントローラ『intelligent Touch Manager』の導入により、施設内における空調機の一括管理と、使用状況のヒアリングに基づいた空調スケジュール運用の自動化を実施、これにより空調機の効率的な運転だけでなく、管理に携わる従業員の作業工数の削減も実現しています。あわせて同コントローラを活用した空調のデマンド制御も行い、ピーク電力の抑制も達成しました。
また空調機は当社の遠隔監視システムを用いて、運転データの蓄積・分析を行っています。これらのデータを活用することで、運転実績に基づいた提案が可能となり、継続的に運用改善を実施することができます。