くらし情報『五大路子が演じ続けて27年目 ひとり芝居『「横浜ローザ」赤い靴の娼婦の伝説』4年ぶりの横浜赤レンガ倉庫ホール公演決定 カンフェティでチケット発売』

2023年3月11日 10:00

五大路子が演じ続けて27年目 ひとり芝居『「横浜ローザ」赤い靴の娼婦の伝説』4年ぶりの横浜赤レンガ倉庫ホール公演決定 カンフェティでチケット発売

【イントロダクション】

彼女の名前は“ハマのメリー”。五大路子がメリーさんと出会ったのは1991年の5月3日。真っ白に塗られた顔、そして リンと輝く眼光に私の胸は深く射ぬかれ、五大のメリーさん探しの旅はここから始まった。自らの足と目で取材し、そして戦中派である杉山義法先生に執筆を依頼した。「メリーさんの後ろにいる何十万という人々の想いをのせ、日本の戦後史を書くよ」そして1996年「横浜ローザ」は産声を上げる。
今、彼女はもういない。彼女の人生を真っ二つに切り裂いた戦争。 「私ら、時代に使い捨てにされてたまるもんですか!」メリーさんの友人の永登元次郎さんが呟いた言葉が頭をよぎった。
大正・昭 和・平成を生き抜き、実在した一人の女性は、今は、黙して何も語らない。しかし、「横浜ローザ」は、その魂は、この時代に生 きた何十万という人々の想いを乗せ、令和の今を歩き続けてゆくのだと思う。作家との27年前からの約束「勝った国アメリカの人たちにも見てもらいたい!」終戦70年の2015年にNY公演を実現することができました。 ― 戦争は勝っても負けても、女はいつでもどこでも一緒 ― この台詞を私は今まで以上に思いを込めて語りました。

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