麻生要一郎の思い出を彩る名店案内22『僕が食べてきた思い出、忘れられない味』10/23刊行~吉本ばなな氏との対談も収録~
心潤う、温かいスープのような一冊です。
■麻生要一郎(あそう・よういちろう)
料理家、文筆家。家庭的な味わいのお弁当やケータリングが、他にはないおいしさと評判になり、日々の食事を記録したインスタグラム(
https://www.instagram.com/yoichiro_aso)でも多くのフォロワーを獲得。料理家として活躍しながら自らの経験を綴ったエッセイ&レシピ『僕の献立 本日もお疲れ様でした』『僕のいたわり飯』『僕のたべもの日記 365』(すべて光文社)を刊行。雑誌やウェブサイトでの連載も多数。
食べたいものを好きなお店で、しっかり食べれば、それは明日への糧になる。(中略)
皆さんも、山あり谷ありきっと色々あるでしょう。ここに掲載されているお店、あるいはこの本がそんな日々の支えになれば僕はとても嬉しいです。
(本書「はじめに」より)
「青葉」にて
麻生さんが長年暮らした水戸で、母、祖父母と三代通ったという「加寿美屋」の冷蔵ケース。「懐かしいような、見ているだけで幸せな気持ちになるケーキがたくさん並んでいた」
幡ヶ谷「喫茶 壁と卵」のカレー。麻生さんがパートナーと出かけたときは、2人で3種類のカレーを楽しむとか。