くらし情報『名作の古形に迫る!能・狂言を再発見する『国立能楽堂3月特別企画公演 袴裂・岩船』開催決定 カンフェティでチケット発売』

2022年2月9日 10:00

名作の古形に迫る!能・狂言を再発見する『国立能楽堂3月特別企画公演 袴裂・岩船』開催決定 カンフェティでチケット発売

令和2年3月に中止となりました公演を、一部変更して開催いたします。能楽堂にて、作品の世界に浸っていただくひとときを過ごしていただければ幸いです。

【あらすじ】
「袴裂」現存する最古の狂言台本「天正狂言本」に伝わる「はかまさき〈袴裂〉」は現行狂言「二人袴」の古形と考えられていますが、大まかな粗筋しか書かれていません。本作では、江戸時代の狂言絵を参照しつつ、新たな解釈も加えながら現代によみがえらせます。結婚後に夫が妻の実家を初めて訪れる「聟入り」にまつわる失敗譚は、近世には聟の失態を描くのが典型となりましたが、本作では舅の粗相が主題となります。
予定より早く聟入りにやって来た聟。舅はあいにく手元に袴がなく、太郎冠者の袴を借りて面会しますが、太郎冠者と一緒に出てくるよう言われ…。「二人袴」では袴は真二つに破れますが、今回の「袴裂」では狂言絵を参考に、袴は一か所だけが裂け、舅と太郎冠者は隣り合わせに独特の動きを見せます。
「岩船」浜の市(宝の市)が開かれている住吉の浦(津守の浦)を訪れた勅使の前に、唐人ふうの不思議な女が現れ、勅使に宝珠を捧げ、自分は昔この浦に岩船を漕ぎ寄せた天探女であると明かし姿を消します。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.