累計100万部を突破した大人気『語源図鑑』シリーズから、ついに『漢字の語源図鑑』が登場! イラストでわかりやすく簡単に、知らない漢字も芋づる式に覚えられます
また、向かいあっている事から鳥の羽に見立てる説もあります。
この非を仮借(カシャ)して否定の意味にも使われます。非公式・非合法・非国民・非合理などの用例から考えると、不よりも否定の意識が強かったようです。
その後、この親字「非」の解説と関連づけて、子字である悲、俳、排、扉、輩、徘、斐の起源や意味をそれぞれ詳しく説明していきます。
また、各章の冒頭に、親字と子字の関係が分かるよう、漢字構成図を載せました。この図は、読者の理解を助けるため、まるで授業で黒板に書かれた説明図のような役割となります。後にある漢字説明の補助としたり、読後、この図を見て漢字関係を思い出したり、記憶を補強したりするのに参照してください。
子どもの学習にも、大人の学び直しにも、日本語を習得したい方にもぴったり。
辞書とは別の角度から漢字を読み解いた、面白くてためになる一冊です。
【目次】
●親字が1年生 ※「親字」とは、見出しとなる漢字のことです
「耳」「生」「青」「正」「土」「小」「白」
●親字が2年生
「工」「公」「古」「寺」「易」「方」「分」「半」「台」
●親字が3年生
「皮」「者」「羊」「世」「区」