2023年6月2日 12:00
朴璐美プロデュースの小劇場企画 LAL STORY『剣聖 -運に見放された男-』上演決定 カンフェティでチケット発売
兵法者であり画家でもあり書家でもあるこの男。
ありあまる才覚を持ちながら、生涯にわたってそれを生かすことができず。
7人扶持18石に合力米300石という待遇で細川藩に身を寄せている。
老齢となり肉体は衰えるも、同じ兵法者でありながら1万石を有する大名となった柳生家と一太刀でも剣を交えたいと思っている。
その勝利の手土産なしに三途の川は渡れぬという執念だけが肉体と魂魄を繋ぎ止めている。
宮本伊織
宮本武蔵の養子であり、元々は孤児であった。
自分の命の恩人でもあり、武蔵の類稀な才能を誰より熟知している。
ゆえに彼が抱える歯痒さと、世間に対する憤りは抑えきれないものになっていた。
そして、そんな宮本伊織が書き記したものが、後の剣聖宮本武蔵像に大きく関わってゆくことになるのである。
プロフィール
宮本武蔵役:山路和弘
三重県出身。
青年座研究所を第1期生として卒業後、‘79年に劇団青年座に入団。
舞台、ミュージカルのほか、映画、テレビドラマなど俳優として幅広く活躍する一方、声優としてもジェイソン・ステイサムをはじめ数多くの洋画作品で吹き替えを担当。アニメ、ナレーションも多数。
2011年4月、『宝塚BOYS』、『アンナ・カレーニナ』の演技に対して第36回(2010年度)