モノを減らしても減らしてもあふれかえる……。それなら、何もない部屋に暮らせばいい⁉ 1日1つだけモノを増やす究極のシンプルライフを実践した女性が気付いたこととは?
スマホやパソコンはもちろん、家具、生活家電、調理器具、食器、アメニティなど何も持たずに生活がスタートします。
1日目に選んだのは「敷布団」、2日目に選んだのは「歯ブラシ」、そして3日目は……?
<第2部>では、第1部でお届けした100日間を通して気づいた100個のことを、テーマごとにまとめました。
日常で当たり前のように思っていたことがくつがえされる場面や、なぜこのことに気づかずに生きていたんだろうと考えさせられることに直面し、「ただ生き延びる」とは違う「暮らす」ということについて、著者が本気で考えた様子がつづられています。
例えば……
•冷蔵庫ってタイムマシンだった
•まだ必需品がそろっていないのに、9日目に本がほしくなった
•意外に要らなかったものは、炊飯器や財布
•洗濯機で最も重要な機能は、「汚れの洗浄」よりも「脱水」だと思った
•何もない部屋で過ごすと1時間が4時間くらいに感じる
~はじめに より抜粋~
100日間のシンプルライフのチャレンジは、まさに内なる冒険といえる体験でした。
なかなか気軽に「ぜひ皆さんもやってみて下さい!」と言えるチャレンジではありませんが、この本を通して暮らしを再発見していく感覚を一緒に味わってもらえれば幸いです。