2022年9月1日 09:40
自律神経の働きから考えたパニック障害の原因を公開|堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂
パニック障害になる原因 ① 自律神経機能の低下
自律神経機能とは、交感神経と副交感神経の働き度合いのことです。
たとえば、100メートルを全速力で走ったり、出会いがしらで人とぶつかりそうになった時、誰でも呼吸は早くなり心臓の鼓動も早くなります。
それらの体の作用は、自律神経を構成する交感神経(がんばる神経)が優位になることで、呼吸が早くなったり心臓の鼓動が早くなる。言わば普通の体の作用なのですが、自律神経の機能が低下すると、そうした作用が必要ない時でも、勝手に交感神経(がんばる神経)が過剰に働いてしまいます。
具体的には、自宅でくつろいでいる時や友達とランチを楽しんでいる時などに、突然呼吸が早くなったり心臓の鼓動が早くなったりします。パニック障害になる原因 ② 自律神経のバランスが乱れている
一例をあげると、交感神経が優位な日常生活が続くと、何らかのきっかけで交感神経が優位を通り越して過剰に高ぶります。何らかのきっかけの分かりやすい事例として、精神的ストレスでご説明します。
人間関係で嫌なことがあった夜、怒りの感情や気分が落ち込んでしまい、なかなか眠れない。
この状況は、交感神経が過剰に高ぶったことで、副交感神経優位になるまで時間がかかり過ぎるからです。