2023年6月29日 11:30
会社員を対象にした熱中症対策に関するアンケート調査
・熱くても感染症対策でマスクを着用する意向が4割程度。
・熱中症特別警戒アラートやクーリングシェルターなど来年始まる制度への理解は半ば。
4割近くが熱中症にかかったり、危険を感じた
これまでに熱中症の症状を経験したことがあるかとの質問に対しては、「熱中症にはかかったことがない」との回答が62.1%と最も多かったものの、「緊急搬送や医療機関で診断を受けたことがある」(6.5%)や「医療機関で診断を受けていないが熱中症にかかったことがある」(10.9%)との回答も少なくなかった。「危険を感じたことがある」(20.5%)を加えると、全体の4割近くが熱中症を経験したり、危険だと感じる状態を経験していることがわかった【グラフ1】。
これからの暑い季節に熱中症対策をしようと思うかとの質問については、「とてもそう思う」が36.1%、「ややそう思う」が37.3%で、計73.4%が何らかの対策を行おうと考えている【グラフ2】。
一方で、「これまでの暑い時期に、どの程度対策をしてきたか」との質問については、「いつもしてきた」が14.9%、「少しはしてきた」が44.4%で、対策をしてきた人は全体の6割未満となった【グラフ3】。