くらし情報『32メートル余の絵巻物として遺されたラーゲリでの日々 『絵巻 シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~』2023年1月16日(月)刊行』

2022年12月9日 09:00

32メートル余の絵巻物として遺されたラーゲリでの日々 『絵巻 シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~』2023年1月16日(月)刊行

1921年、山形県村山市楯岡生まれ。楯岡町役場勤務を経て仙台逓信講習所入学。
1941年に徴兵、1942 年に満州黒河省に下士官候補生として奉天第549 通信教育隊に配属される。
1945 年の敗戦後、シベリア抑留。シベリア鉄道でカラガンダ収容所に送致され炭鉱で働く。1948 年、舞鶴に帰還後、山形県村山市村山郵便局に勤務。
復員後、書道を為し、1975 年には第2回山形県総合書道展で最初の県知事賞を受賞。
『シベリア抑留者の想い出』の制作を継続し、1984 年に完成させる。
1985 年没。

編者:下山礼子(しもやま・れいこ)

1950 年、山形県村山市楯岡生まれ。澤田精之助の姪。10 歳の時に父と観た映画『人間の條件』(小林正樹監督)に描かれた「戦争における人間性」に衝撃を受ける。学生時代には遠く離れたシベリア鉄道の旅に思いを馳せた。
2015 年、澤田精之助作の絵巻物に出会い、シベリア抑留の史実に触れ、叔父と父からの大切なメッセージに気づく。
2019 年、自宅(澤田精之助の生家に隣接)に「小さな小さな平和祈念館」を開設。
「命・戦争・平和」について語り継ぐ活動を続けている。

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