2023年8月23日 08:00
新刊*現役在宅医、中村明澄著『在宅医が伝えたい 「幸せな最期」を過ごすために大切な21のこと』(講談社+α新書)8月23日発売
このように刻々と変化する医療と、いま自分が住んでいる町、親が住んでいる町で受けられる介護サービスはどんなものがあるのか、などを知っておくことが必要となります。
本書では、納得がいく最期を迎えるために知っておいた方がいいことを、日々看取りの現場にいる在宅医療の医師が事例を挙げて丁寧に解説しています。
遠方に住む親に認知症の気配が。親が骨折して動けなくなってしまった。自分自身が末期がんの宣告をされた-人生誰にも起き得る事態ですが、起きるまで私たちは考えもしないのが常です。
そんなとき、正しい選択をするために必要な正しい知識をぜひ、知っておいてほしいと中村医師は訴えます。
在宅医療についての項目だけでなく、病院や施設で終末期を過ごすメリット・デメリットについても触れています。
人生の最後まで、自分らしい時間を過ごせるかどうか、大切な人と良い時間を過ごせるかどうかを考えるきっかけとして活用できる一冊です。
本書の概要【目次】より
はじめに
1納得する最期は自分たちで決める
-医師に従う段階から医師とともに考える段階へ
2状況を知ることが、豊かに過ごすためのポイント
-子どもたちに「行ってらっしゃい」