【新刊】デヴィッド・ボウイに始まるポップ・ミュージックとSFの融合を徹底検証!『ストレンジ・スターズ -デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年-』(ジェイソン・ヘラー 著 伊泉龍一 訳 駒草出版)
海外からの高い評価と、降り注ぐ多くの賛辞
このようなもの——常にロックンロールの核心部に潜伏するサイファイのインスピレーションを解読し、歴史の中を通過していくファンタスティックな航海記――は、これまでなかった。ジェイソン・ヘラーは、サン・ラーからクラフトワーク、Pファンク、ボウイまで、また『闇の左手』から『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン』まで、幻視者たちの星間におけるつながりを見つけ出している」。
——ロブ・シェフィールド(『On Bowie』の著者)
ロックやポップ・ミュージックに対するサイエンス・フィクションの影響へと飛び込んでいくとてつもなく興味をそそる探求。ヘラーは、これらのファンたちの諸世界が交わりひとつとなる場所を探査するが、それは奇妙な趣味に打ち込む変人の輝かしい歓喜であり、ボウイをはるかに越えて拡張していく。それはJ・G・バラード、ジミ・ヘンドリクス、Pファンク、ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴ、フィリップ・K・ディックらの恍惚とさせる作品の間にある本質的な点を結びつける。
——ジェシカ・ホッパー(『The First Collection of Criticism by a Living Female Rock Critic』の著者)