【長寿や免疫に効果アリ・コロナで注目の酪酸菌とは】内藤裕二 著『酪酸菌を増やせば健康・長寿になれる』2022年2月7日発刊
腸管の体内時計の乱れによるバリア機能障害、炎症応答は、アルコールとも相加的に大腸発がんにつながるようであり、がん予防においても時間栄養学は極めて重要な要因と考えられてきています。
いつもの食事に+5gの水溶性食物繊維を摂る
腸内の善玉菌、特に酪酸産生菌(酪酸菌)を増やすには、菌が好むエサを毎日の食事で摂ることがポイントです。
特に、水溶性食物繊維の中でも発酵性の高い食物繊維を、日々の食事に継続して取り入れることが大切です。
以下のようなちょっとした工夫で無理なく続けることができます。
自宅での食事で(書籍では外食&中食でのポイントも解説)
●ご飯を炊くときに、水溶性食物繊維が豊富な大麦をプラス、玄米、発芽玄米も工夫して炊いてください
●漬物やキムチなど、保存のきく発酵食品を冷蔵庫に常備
●熱に強い納豆菌。納豆は炒めものなどの料理にアレンジするのもgood
●大豆をうまく利用する、蒸し大豆は使いやすい
●間食や食後のデザートにヨーグルトをチョイス。リンゴや柑橘類のジャム、ハチミツをかけるのがおすすめ
●フルーツは、バナナ、キウイ、りんごがおすすめ
書籍情報
表紙
タイトル:酪酸菌を増やせば健康・長寿になれる~今、話題の酪酸・酪酸菌のすべてが分かる!~
ページ数:160ページ 著者:内藤裕二
価格:1,760円(10%税込)