黒柳徹子と松島聡が綴る、60歳差のラブストーリー『ハロルドとモード』開幕!
でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。
私が「ハロルドとモード」の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、私もモードの役を演じてみられたらなと思っていました。お待ちしております。
松島聡コメント
以前、三代目ハロルドを務めたメンバーの佐藤勝利が出演した時に観劇し、今まで一度も触れた事のない”朗読劇”というジャンルの魅力に心惹かれました。
僕もいつか挑戦してみたい!と、朗読劇への出演が一つの夢となったのですが、その想いが、まさかこんなにも早く叶う日が来るなんて、と驚きと喜びで胸がいっぱいです。
言葉だけで想像する時間を、皆様と共に味わい過ごす事が、今から楽しみで仕方がありません。
ハロルドという役は、普通に考えてエキセントリックなキャラクターに、不思議と私は違和感を余り感じませんでした。という事は、どこか私自身もハロルドに共感できる部分や何か近しい感情を持っているのかもしれないと台本を読んで思いました。