【界 霧島】~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業(てわざ)のひととき」・冬~「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」開催|期間:2022年2月3日~3月24日
の六代目杜氏として焼酎造りに励む。
<コメント>
皆様は「焼酎」という言葉からどのようなお酒を連想されるでしょうか。九州の地酒、強いお酒、という印象が多いかと思います。しかし実際は、自然豊かな農業が背景にあり、「醸造」また「蒸留」という2つの手業が重なり合うことで生まれる世界でも稀有なお酒であることを体感していただけたらと思います。
体験1中村酒造場にて本格焼酎の作られる過程を知る
焼酎仕込みの様子
鹿児島県でも数少ない石造りの焼酎蔵で行われる焼酎づくりには、洗米、米蒸、製麴(せいぎく)、一次もろみ、二次もろみ、蒸留、熟成など様々な工程があります。中村酒造場では、それらすべての工程において機械を一切使わず、手仕事で行います。中村氏から焼酎造りのこだわりを聞きながら、丁寧に作られていく過程を知ることができる体験です。
体験2蔵人が普段味わっている「贅沢な前割り」を味わう
鹿児島県では、焼酎たのしむ方法のひとつとして、あらかじめ好みの濃度に割り水をしておく「前割り」があります。焼酎と水を合わせ、数日間寝かせることで、焼酎と水がなじみ、割りたての焼酎と比べて味がまろやかな甘みのある味わいをたのしむことができる飲み方です。