ハワイ州観光局、2月にハワイ語のプロモーションキャンペーンを実施
2012 年のハワイ州改正法により、2 月をハワイ語の継承、使うことを奨励するハワイ語月間「マヒナ・オレロ・ハワイ」が制定されました。マヒナとはハワイ語で「月」、オレロとは「言語」を意味します。
ハワイ語は、ポリネシア諸語に属するタヒチ語と同じ系統の言語で、書き言葉を持っていなかったことが特徴のひとつです。声に出した言葉が、現実の事柄に何らかの影響を与えると信じられており、良い言葉を発すれば良い事が起こり、不吉な言葉を発すれば凶事が起こると考えられていました。ハワイでは言霊を「マナ」という言葉で表現し、マナは霊的な力であり、生命力であると考えられています。言葉、人、土地、物など万物にマナが宿っていると考えられ、それらを大切に想う心を象徴する言葉が「マラマ」です。
ハワイ州観光局は、ハワイの文化を理解するためにハワイ語を学ぶことは不可欠であると考え、ハワイ語月間の2月に公式SNSでハワイ語の魅力を紹介するキャンペーンを展開するほか、ハワイ州公式ラーニングサイト「アロハプログラム」にハワイ語を学ぶ講座シリーズのページを作成し、ハワイ語を学びやすい環境を設けました。ハワイ州観光局は、旅行者の体験をより多様で豊かなものにするために「マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜」