2022年9月2日 17:00
寄稿すればバズる。20代の論客、初のエッセイ『死にそうだけど生きてます』刊行
ライター・ヒオカが壮絶半生から見た社会を綴る。
<無いものにされる痛みに想像力を>をモットーに執筆活動を行うライター、ヒオカさんの初の著書『死にそうだけど生きてます』(CCCメディアハウス)が、2022年9月1日に発売されました。
ヒオカさんは、2020年にnote で公開した自身の体験「私が“普通”と違った50 のこと――貧困とは、選択肢が持てないということ」が話題を呼び、ライターの道へ入りました。塾も習いごともあきらめて、独学で国公立大学に進学したヒオカさんは、「それでもまだ、スタート地点に立てたわけではなかった」と言います。
本書では、ヒオカさんが、自らの生い立ちを踏まえて、現代社会をより生きやすくするために私たちはどうあるべきかに考えを巡らしました。装画・挿画は、モデル・イラストレーターとして活躍中のろるらりさんに手がけていただきました。誰もが持つ「強者性」と「弱者性」を自覚すれば、他者への視点も変わるのではないかーーという願いを込めた一冊です。
【内容紹介】
隣で楽しそうに笑っている子、じつは困っているのに、言えないだけかもしれない――家賃を払い、学費を払い、病気になれば治療費を払う。