くらし情報『寄稿すればバズる。20代の論客、初のエッセイ『死にそうだけど生きてます』刊行』

2022年9月2日 17:00

寄稿すればバズる。20代の論客、初のエッセイ『死にそうだけど生きてます』刊行

安心できる居場所がある。そんな当たり前の日常を送る者の視界からは、こぼれ落ちる人たちがいる。

しかし、そうした存在は意外と目に付かない。生まれながらに持たざる者は、「高校の制服が買えない」「部活に入れない」「電子辞書やノートPCを持てない」「医療費が不安で自主退院」など、経験が限定され、将来の選択肢を失いがちだ。

寄稿すればバズる。20代の論客、初のエッセイ『死にそうだけど生きてます』刊行


貧困は自己責任なのか? みなが自分の「強者性」を自覚して、今より5ミリずつ思いやりの手を伸ばす。その総和が社会を優しく、生きやすくするのではないか?

【目次】
Part1今までのこと――どこにも居場所がなかった
Story1季節はずれの雪が降っている
Story2この世界に居場所がない
Story3お古の制服、私だけ不格好で
Story4大学生になってもスタートはまだ遠くて
Story5たったいちどの晴れの日のこと
Story6全力で今を楽しむということ
Story7生きるんだよ。なんて少し大げさ
Story8おらんくなったらなったで寂しいし
Story9私が“普通”と違った50のこと

Part2
その後のこと――居場所で考えた14の断片
1文化的:心に「余白」をくれるもの
2好き:人は変わることができる
3ジェラート ピケ:先入観との決別
4生きる力:いつか恩を返したい
5自己責任:想像する努力を手放さない
6不可視化:スタートラインに立てない
7怒り:敵は個人ではなく政治
8アリとキリギリス:生産性と人の価値
9教育の平等:学びは一生のもの
10エモ文体:踊らされず賢くなる
11分断:支援されるべきでない人などいない
12文化資本格差と貧困税:ないのはお金だけではない
13想像力:自分に置き換えてみることの限界
14強者性:優しくなるために自覚すべきこと

おわりに――死にそうでなく生きていきたい

教育は、給料のいい会社へ就職するためだけのものなのだろうか。

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