くらし情報『舞台「博士の愛した数式」2023年2月上演決定!』

2022年9月21日 17:00

舞台「博士の愛した数式」2023年2月上演決定!

串田和美が、記憶が80分しかもたない数学博士に挑戦。脚本・演出は新進気鋭の演出家として注目を集める加藤拓也。

舞台「博士の愛した数式」2023年2月上演決定!


2023年2月、長野県の松本と東京で、舞台『博士の愛した数式』の上演が決定した。同作は、欠落や喪失をテーマとした作品を描き続けている芥川賞作家で、紫綬褒章も受章している小川洋子が03年に発表し、翌04年第55回読売文学賞を受賞、第1回本屋大賞を受賞したミリオンセラー作品だ。06年には映画化もされている。

交通事故による脳の損傷をきっかけに、記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者「博士」と、彼の新しい家政婦である「私」と、その息子のぎこちないながらも驚きと歓びに満ちた日々を、美しい数式と共に描いた悲しくも温かな奇跡の愛の物語だ。

「博士」は、今年80歳を迎えた串田和美が演じる。俳優で演出家、また舞台美術家でもある串田は、1966年、劇団自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。
85年から96年までは、東京のBunkamuraシアターコクーンの初代芸術監督を務め、コクーン歌舞伎やレパートリーシステムの導入で劇場運営の礎を築いた。2003年4月、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任(08年から芸術監督、21年より総監督)。

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