【不動産コンサルティング監修】不動産売却における一括査定のメリット・注意点を解説する記事を公開
また、専任媒介契約では2週間に1回以上、専属専任媒介契約では1週間に以上、顧客に状況を報告する義務が不動産会社にあります。
しかし、一般媒介契約で複数の不動産会社に依頼している場合、不動産会社に報告の義務がありません。複数の不動産会社後契約を結んだものの、どの会社からも見向きもされず放置されてしまうといった危険があります。
レインズに登録してもらえない
レインズとは「Real Estate Information Network System」の略です。日本語では、不動産流通標準情報システムといいます。不動産会社だけが利用できる不動産情報サイトで、一般には公開されていません。
不動産会社はレインズを使って、現在販売されている他社の物件情報を得ます。そして興味がありそうな顧客に、物件を紹介するという流れです。
売主にとっては、全国規模で物件情報を流せるためレインズ登録には大きなメリットがあります。
専属専任媒介契約は契約から5日以内、専任媒介契約は契約から7日以内に、不動産会社は物件情報をレインズに登録しなければいけない義務があります。不動産会社は片手仲介よりも両手仲介を望むので、期限ギリギリまでレインズに登録しないことがあります。