東京二期会が『2025-2026シーズン オペラ ラインアップ』を発表
また若手歌手たちに期待してほしい」と抱負を述べた。
続いて山口常務理事により、ラインアップの《さまよえるオランダ人》(2025年9月)、《こうもり》(同11月)、《ファウストの劫罰》(同12月)、《カヴァレリア・ルスティカーナ》&《道化師》(2026年2月)、《ルル》(同4月)の4本についての紹介が行われた。
上岡敏之が東京二期会のオペラにワーグナーで初登場
Tokyo Opera Days 2025のメイン公演となるシーズン最初の演目、ワーグナーの《さまよえるオランダ人》は、ヴッパータール市立歌劇場などドイツの歌劇場の監督を歴任してきた上岡敏之を初めてオペラ指揮に迎え、演出はこれまでに《ローエングリン》や《フィデリオ》、《ダナエの愛》と、ドイツオペラを手がけて話題を呼んでいる深作健太が起用される。1972年生まれの深作は映画監督としても知られる。上岡の父親が映画のプロデューサーをしていた経緯もあり、2人の間でこのプロダクションについて熱く語り合っているという。(2025年9月11日、13日、14日、15日会場:東京文化会館)
期待のエリアス・グランディがタクトを執る《こうもり》
「東京二期会オペラ劇場NISSAY OPERA 2025」