くらし情報『盲目のピアノマン木下航志氏 生演奏で綴る 演劇企画ユニット劇団山本屋『不器用な三角形は足枷を喰いちぎる』上演間近 カンフェティでチケット発売』

2022年12月4日 12:00

盲目のピアノマン木下航志氏 生演奏で綴る 演劇企画ユニット劇団山本屋『不器用な三角形は足枷を喰いちぎる』上演間近 カンフェティでチケット発売

と笑っておっしゃってました。

半信半疑且つ、歌が苦手だったため意を決して臨んだ私ですが、歌の持つ生命力が体を突き抜け、独特のリズムが体を揺らし、気付いた時には音楽に体が支配されていました。
歌い終わると、何かの達成感を得ると共に自然と笑顔になっていました。 楽譜が無く口承(歌って伝えるもの)であるゴスペルは黒人にとって娯楽であり、大切な叫びであり、独自の言語や宗教を一切剥奪された奴隷制時代のアフリカ人にとっては、かけがえの無いものだと知り、私はこの感動を舞台として伝えたいと感じました。

ゴスペルについて調べるうちに、2020 年に政府の政策を疑問視する歌を発表して逮捕されルワンダのゴスペル歌手が独房内で自殺しているという記事を目にしました。
そのゴスペル歌手の自殺に疑問視を持った各国は、国際的な調査が必要だと見解を出しました。そしてその数日後、手を後ろで縛られて、血塗れで横たわるそのゴスペル歌手似の写真が SNS で拡散されました。

「日本はゴスペルを堂々と歌える国で最高だよ」
ゴスペルの取材をさせてもらった帰り際に小さい声で先生がつぶやいた事を思い出しました。
世界の平和を望み、自由を勝ち取ろうとした人々のゴスペルという音楽に合わせて、今一度、自由と統制の支配の物語を届けたいと考えました。

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