くらし情報『介護の必要な高齢者や認知症になった方が簡単に使えるコミュニケーションツール「ケアびー」を開発した「Hubbit株式会社 代表取締役 臼井貴紀氏」の取材記事を11月13日公開』

介護の必要な高齢者や認知症になった方が簡単に使えるコミュニケーションツール「ケアびー」を開発した「Hubbit株式会社 代表取締役 臼井貴紀氏」の取材記事を11月13日公開

寝たきりだった祖父は最後にはしゃべることもできなくなり、何事も決めるのは本人ではなく祖母に。私は自分の意志を持って生きることが重要だと考えていたので、その状態に違和感がありました。そして、祖父の手の指が動いたのを見たときに、しゃべることはできなくても他の方法で意思表示ができるのではないかと思ったんです」
当時、ヤフー株式会社に勤務していた臼井氏は、専門分野のITを活用してコミュニケーションの手段を増やせないかと考えるようになったそうです。

「エンディングまわりをIT化するプロジェクト案を作り、社内の新規事業コンペに応募したところ、最終プレゼンの手前で落選。それが歯がゆくて、2016年に友人のエンジニアと組んで合同会社を立ち上げたのですが、会社を辞めて本業としてやっていく決意ができず数年で解散。その後、転職した会社で鍛えられていたころに、ある経営者の方に背中を押され、再度プロジェクトを始動するに至りました」
会社員を辞めた臼井氏は、2019年3月にHubbit株式会社を設立。

「当初は葬儀や相続、遺書などのIT化も視野に入れてプロダクト開発をしていましたが、そもそも高齢者がスマホを使いこなせない課題にぶつかり、まずは高齢者の方がITを使えるようにしようと、今はデジタルデバイドを解消するプロダクトを手がけています」

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.