くらし情報『富士フイルムとダイキンが空調機の新たな静音化技術を実用化』

富士フイルムとダイキンが空調機の新たな静音化技術を実用化

今回の成果を踏まえ、ダイキンは、今般実用化した通風防音材を「加湿・換気静音キット」とし、発売中の2022年ルームエアコン「うるさらX」「うるさらmini」のオプション品として今春より販売します。無給水加湿機能に加え、給気・排気換気機能を充実させた商品の付加価値をさらに高めます。

今後、空調機の稼働台数がグローバルに増加する中で、その普及拡大と地球環境保護の両立の重要性はますます高まっていきます。省資源化に向けて空調機の要素部品を小型化しつつも性能を向上させるためには圧縮機や送風機の回転数を上げる必要がありますが、これは運転音の増大に繋がり、また欧州をはじめ各国で空調機の運転音に対する規制がより強化される動きもあります。このような中、富士フイルムとダイキンで取り組む静音化技術は、空調機器全般への応用範囲が広く、部品の小型化への新たな可能性を秘めています。引き続き、両社は空調機の更なる性能向上に向けた技術開発を進めていきます。

※1換気強設定、送風モード静か運転時、加湿・換気静音キット装着有・無で送風音を比較して約20~30%低減。
(JIS測定位置での冷房能力2.2~9.0kWの機種の送風音低減効果)

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